カーデザイナーの転職と平均年収

カーデザイナー

カーデザイナーの仕事

カーデザイナーとは、車の外観デザイン(エクステリア)を創作する職業です。中でも乗用車は車メーカーの主力製品であるだけにその外観デザインには社運がかかります。

 

 

外観デザインのいい車は性能のハンディキャップをカバーするほどの力を持っていますが、逆にいくら性能が優れていても外観デザインの悪い車は売れません。

 

 

 

 

 

また、デザインが好評でよく売れた車のフルモデルチェンジは一番難しいと言います。次世代の車をデザインする際には先代の車はなぜ好評だったのかを徹底的に分析し、顧客のハートを捕えた核たるデザインを残しつつも斬新なアイディアを盛り込んでいかないといけません。

 

優秀なカーデザイナーは自動車メーカーの宝です。各社とも血眼になって天才デザイナーを探していて、それはもちろん日本国内に留まらず海外にも目が向けられています。


カーデザイナーになるには

           高等学校
           ↓   ↓
      美術系大学  専門学校
        ↓         ↓
     (専門学校)   (美術系大学)
          ↓      ↓
      自動車メーカー、カーデザイン会社
               ↓
            カーデザイナー

 

 

 

高校を出たあと、大学に行くか専門学校に行くかが多いに迷うところです。どっちを選択するのが正解かは、正直なところ難しい部分があります。と言いますのも、専門学校の東京コミュニケーションアート専門学校(TCA)はこれまで多くのカーデザイナーを排出しているからです。一方で、武蔵野美術大学や多摩美術大学からは大ヒット作を産んだ有名なデザイナーが出ています。

 

 

専門学校のTCA(自動車デザイン科)は、日本で唯一のカーデザインを専門で教える学校としてその名が知られています。他のデザイン系専門学校や美術系大学においてはカーデザイン専門の授業はないため、その点でTCAに軍配が上がります。

 

 

しかし、車メーカーが最も重要視しているのは独創的なアイディアを持っているかどうかです。その意味では美術系大学の学生の方が勝っていることでしょう。そもそも難関の大学受験を勝ち抜いた人たちですので、美術の才能においてはその時点で選りすぐりの精鋭なのですから。

 

世界的に有名で日本を代表するカーデザイナーの奥山清行さんは武蔵野美術大学のOBであり、その後アメリカのアートセンター(世界のトップデザイナーを育成する教育施設)で学んでいます。イタリアの名門フェラーリ社のデザインを担当するピリン・ファリーナというデザイン会社の採用試験では、彼は車のデザインを提出しなかったそうです。提出したのは宇宙の乗り物やロボットのデザインでした。

大学進学を選択する際、理工系(人間工学や流体力学など)に進むのはお勧めできません。各自動車メーカーが欲しいのは、あくまで美しいデザインを考える人であって、性能のよい車をデザインできる人ではないからです。理工系には会社説明会の案内も出ませんので圧倒的に不利になります。

 

 

さらに付け加えるならば、最終的には何を目指すのかが大事です。もし自動車メーカーの幹部を目指すのならば、やはり大学を出ておいた方がいい。そうではなく、自分のデザイン会社を起こして自動車メーカーと提携した仕事がしたいのであれば専門学校でもいいことになります。

カーデザイナーの平均年収(手取り)

自動車メーカー勤務の場合、一般の従業員規定に従った給与となります。大手であれば年収平均700万円。デザイン専門会社であれば平均で500万円前後。

 

 

小さな会社でも比較的に収入は多い方ですが、これはあくまでデザイナーとして採用された場合です。採用されるのは全国で一握りですので、もし採用試験で落ちてしまえば潰しのきかない人生になってしまいます。

 

美術系大学を出て採用試験に落ちた人が、デザイン専門学校に入り直して再起を図るケースも多いようです。逆に専門学校から美術系大学に入るケースもあるようですが、こちらはかなりハードなコースになります。

 

世界的に有名なデザイナーになれば様々な教育機関の客員教授として採用されますので、それだけでも年収は1億円を超えていくでしょう。


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