占い師の仕事
占い師の仕事は本来、人の運勢を見たり人の未来を予測することです。占いの方法は無数にありますが、有名なものだけでも西洋占星術、中国占星術、手相、四柱推命、断易（五行易）、紫微斗数、九星方位、タロットカード、ホロスコープなどが挙げられます。中にはお皿を叩き割ってその割れた破片の形で占う人もいると聞きます。
子供でもできる簡単な占いに靴を飛ばして明日の天気を占うというものがありますが、あれは実際には占いではなくて確立の問題です。なぜなら、そこには靴を投げた人（占い師）の解釈はないからです。つまり、どんな占いであっても最終的には占い師の直感（インスピレーション）によって答えが導かれなければなりません。複数の同じ方法の占い師がいたとしても、
複数の答えがそこにはあります。
しかし、占いが当たるとは心の底では誰も思っていません。本当によく当たる占い師がいたら世界で大ニュースになるはずですから。どんなに人気の占い師であっても、その答えはかなり抽象的です。要するに、結果がどう転んでもいいように工夫されているからです。
あのノストラダムスでさえ具体的な固有名詞は使っていませんでした。現代における占いは心理カウンセリングに近いものです。ということは、占い師は心理カウンセラーとも言えます。様々な小道具を使い、あたかも人生を占っているように見せかけ、その過程において相談者の気持ちをリラックスさせているのです。占いの方法がたくさんあるのは、相談者の気持ちを解きほぐす方法がたくさんあると理解してもいいでしょう。
占い師になるには
占い師になるには、主に以下の３つの方法があります。
１．自分の尊敬している、もしくは好きな占い師の弟子になる。
２．占いの学校に入る。
３．完全に独学で勉強する。
占い師の資格はありませんので、自分で公に宣言した日から占い師です。開業はインターネットが最も手っ取り早いです。全国規模のサイトがありますので、そこに登録して手数料を払う方法になります。それで人気がでてきたら自分で独自のホームページを開設してください。街角に立つにはかなり度胸がいりますし、占い師としての実績がないと誰にも相手にされません。まずはインターネットや携帯電話を利用して、占い師としての場数を増やしましょう。
占い師の収入
１回３０分で２０００円〜１００００円が相場です。もちろん人気がある占い師ほど単価は高いです。平均的な例は、１日に５人の依頼主で月収３０万円ほど。年収にして３６０万円です。
街角で営業するなら東京などの大都市でないと需要は多くありませんが、インターネットならどんな田舎でもできます。占いが当たるか外れるかではなく、いかにして依頼主の気持ちを穏やかにしてあげられるかが重要です。そのため、最近では臨床心理師の資格を取る人（占い師）も増えているようです。
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