舞妓(舞子)

舞妓(舞子)

舞妓(舞子)の仕事

舞妓とは、京都の花街(祇園甲部、宮川町、祇園東、先斗町、上七軒)で舞いや踊りを披露する16歳〜20歳の若い女性です。戦前はもっと幼い少女たち(舞子)だったようですが、児童福祉法の施行に伴い中学校卒業以後でないと認められなくなりました。

 

 

舞妓にも細かな段階があり、経験年数によって昇格していきます。なお、各段階は髪の結い方や髪飾りによって区別がつくようになっています。下が舞妓の平均的な1日のスケジュールです。外出して遊ぶような自由時間はなく、

 

 

恋愛などしている暇はありません。 (´ ▽`).。o

 

 

午前9時   起床

 

午前10時  踊りの稽古

 

午前12時  昼食

 

午後1時   舞いの稽古

 

午後3時   休憩

 

午後5時   夕食

 

午後6時   お座敷に上がる

 

午前1時   帰宅

 

午前2時   就寝

 

 

20歳前後で舞妓の最終段階を迎え、その後は芸妓(舞いや踊りに加えて各種の芸をもっている)となるか引退するかのどちらかです。

 


舞妓(舞子)になるには

舞妓さんといえば必ず京都弁ですが、実際に京都出身の人はほとんどいません。今では日本全国から募集しており、インターネットでも募集しています。学歴は中学校を卒業していればよく、資格も必用ありません。ただ、舞妓さんになる人の多くは小さいころから日本舞踊などに馴染んでいるようです。

 

 

採用される条件ですが、やはり何と言っても舞妓としての素養があるかどうかです。辛抱強く、礼儀作法を重んじる人。容姿に関しては特に美人である必用はありませんが、小顔で純和風の顔立ちが理想です。また身長やプロポーションも重要で、大きすぎても小さすぎてもいけません。

 

舞妓(舞子)の収入

お座敷代は全て置屋(舞妓さんが待機している場所)に入り、その一部が舞妓さんに渡ることはありません。月にもらえる

 

 

給料は多くて数万円です。 ( ̄□ ̄;)!!

 

 

その代わり、住居から着物から髪結いから踊りまでの一切を置屋が面倒みてくれます。いわゆる水商売のホステスではありませんので、「お金を稼ぐ」こととは無縁です。

 


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