美術教師

美術教師

美術教師の仕事

美術教師とは、主に公立または私立の中学校及び高等学校で美術の科目を受け持つ教師のことです。絵画や彫刻または陶芸など様々な授業を通じて、アート作品を創造する楽しさ、そして喜びを生徒たちに教えます。最近ではコンピュータを使ったCG(コンピュータ・グラフィック)を教える学校もあります。

 

 

美術教師は音楽教師と同様に採用枠がとても狭く、教員採用候補者名簿に登録されても実際に

 

 

採用されるのは極僅か

 

 

です。少子化に伴って各学校の統廃合が進む中、その傾向には拍車がかかっています。また美術教師を正規で採用せずに、臨時職員でまかなう学校も多くなっています。( ̄▽ ̄;)!!ガーン


美術教師になるには

美術大学、教育大学(美術工芸学科)で教職課程を履修  ※小学校教師は短大でも可
             ※高等学校教師の場合、教育実習または修士課程卒が必須    
       ↓                      ↓
 教員採用候補者選考試験      各私立学校が実施する教員採用試験
       ↓                      ↓
 教員採用候補者名簿に登録       私立学校の美術教師
       ↓
  採用の連絡があるのを待つ
       ↓
  公立学校の美術教師

 

 

 

 

美術大学に行くか、教育大学(美術工芸学科)に行くかは迷うところです。美術大学であれば教採試験(教員採用候補者選考試験)に合格する確立は高く、さらには教員採用にも有利です。

 

 

しかし美術大学に進学した場合には卒業するための課題をこなしていくのが精一杯で、教員免許を取得する(教職課程を履修する)時間を捻出するのは極めて難しいのが実情です。

 

そもそも美術大学は美術教師を育成する場所ではなく、芸術家(アーティスト)を育てることに徹する機関だからです。一方、教育大学は教職者を育成する機関ですから教員免許を取得するのは簡単です。その代わり、教採試験に合格して採用に至るのは一段と厳しくなります。

美術教師の収入

収入は一般の学校教員と同じです。小学校の平均年収で700万円、中学校または高等学校で750万円。


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