歯科技工士

歯科技工士

歯科技工士の仕事

歯科技工士とは、老化や虫歯(その治療)により歯の一部または全部を失ってしまった人に対して歯科技工物(歯が欠損した部分の詰め物、または欠落した部分の差し歯や義歯)を製作する職業です。歯科医師や歯科衛生士と違い、直接に患者と接したり口の中を診察したりできませんので、製作は全て担当歯科医師からの指示に従うことになります。

 

 

とにかくこの仕事は過酷 (;´Д`A ```

 

 

なことで有名で、義歯作りそのものを喜びと感じる人でなければ勤まりません。朝早くから夜遅くまで仕事、帰ったら寝るだけの生活。せっかく専門学校に通って資格を取っても20代のうちに離職してしまう人がほとんどのようです。

 

 

世の中は高齢化社会ですので義歯(入れ歯)の需要は増えていますが、前記の理由で歯科技工士の供給が追い付かないことから現役の歯科技工士にますます負担がかかる状況となっています。

 

 


歯科技工士になるには

     高等学校
       ↓
   国が認定する養成機関(大学、短大、専門学校)
       ↓
   歯科技工士試験
       ↓
   職場の採用試験
       ↓
    歯科技工士

 

 

 

就職先は歯科技工所や歯科病院など。人手が足りていないので、引く手あまたです。

歯科技工士の収入

年収は平均350万円。納期が厳しいので毎日夜遅くまで残業ですが、残業手当はつかないのが現状です。自分で歯科技工所を起業するのもリスクが大きく、材料費と売価が折り合わないので黒字化は困難のようです。起業で成功するには、スポーツ選手を対象とした新素材のマウスピースを開発するなど新しい分野でのチャレンジが必用でしょう。


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