保険師

保険師

保険師の仕事

保険師とは、世の中の人々が健康で幸せな生活ができるように医療面から支援サポートする職業です。社会福祉士精神保健福祉士と仕事の内容で重なる部分がありますが、保険師は今現在において健康な人もサポートの対象にある点で決定的に違います。具体的な仕事としては、健康診断や予防接種の実施と評価、医療費関連の事務、DVや児童虐待の予防と対策、怪我や病気で療養中の人または妊産婦のカウンセリングなど多岐に渡ります。

 

 

保険師の仕事の範囲は広すぎるため、

 

 

どれをとっても専門性がない

 

 

とよく言われます。俗に「何でも屋さん」と呼ばれますが、保険師がいるからこそ医療の現場が潤滑に動いていることは確かです。だからといってそういう考えの上に安住していてはいけません。最新医学や治療法について日々の勉強を怠らず、いざというときには医療スタッフとしていつでも活躍できる技量を身につけておきたいものです。

 

 

医療機関に従事する職業はどれも長時間労働または三交代勤務ですが、保健師の労働時間は「いわゆる会社員」です。基本的に残業はありませんし、

 

 

土日祝日はきっちり休みがとれます。ヽ( ̄ ̄∇ ̄ ̄)ノ ランラン♪

 

 

また急な呼び出しもありません。食いっぱぐれのない医療関係の仕事で、しかもこんなに規則正しい生活ができる職業は他にありません。

 


保険師になるには

ケース1:高校から目指す場合

 

      高等学校
        ↓
  看護大学または看護専門学校(看護師統合カリキュラム:4年制)
        ↓
     看護師試験
        ↓
    保健師養成学校(保健師養成課程:6か月)
        ↓
     保健師試験

 

 

 

ケース2:看護師から目指す場合

 

      看護師
        ↓
  看護短大または保健師養成学校(保健師養成課程:1年)
        ↓
     保健師試験

 

 

 

 

 

保健師試験に合格したあとは、公務員として働くか、民間企業や民間医療機関で働くかの選択をします。保健所や地域の保険センターを希望する場合は公務員ですので、難関の公務員試験に合格しなけばなりません。なお、キャリアを積んだあとに保健師として独立開業することも可能です。

 

保険師の収入

公務員になれば一般の公務員給与が支給されますが、定数は少なく空きはほとんどありません。民間の場合、平均年収で350万円ほど。収入面では看護師に全く及びませんが、3K労働も残業もないというのは魅力です。なお、独立開業しても大きく稼ぐのは難しいようです。

 


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